サンフレッチェ広島は31日、昨季限りで現役を引退した森崎和幸氏(37)が「クラブ・リレーションズ・マネジャー(CRM)」に就任すると発表した。

対外的にはパートナー企業やサポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなどとクラブをつなぐ存在として活動し、クラブではフロント事業に軸足を置き、チームとフロントの懸け橋として選手としての経験値を生かしていくという。

森崎氏は広島ユース時代の99年、高校3年で「広島初の高校生Jリーガー」としてデビュー。00年の入団後、双子の弟浩司(16年に現役引退)とともに広島一筋でプレーした。過去3度のJ1制覇に貢献した。

クラブ広報を通じて「サンフレッチェ広島で過ごした19年間のプロ生活では、選手としてクラブに支えていただきました。現役を引退したこれからは、選手時代には見えなかったクラブのことを学び、チームとクラブの懸け橋になることで力になれればと考えています」などとコメントした。