J1清水エスパルスMF河井陽介(29)がピッチ内外でチームの「サポート役」に徹する。

15日は静岡市内で行われた午前練習に参加。実戦練習でも軽快な動きを披露した。14日には今季の主将と副将が正式に決定。3年連続で副将を務める河井は「(主将の)竹内を支えながら、チームがうまく回るようにやっていきたい」と意気込んだ。

ピッチでも他選手のプレーを支える。現在はキャンプ前のケガで出遅れたため控え組だが、中盤で小気味よくテンポを作る河井は今季も不動の存在。今日16日はJ2甲府と非公開で練習試合を行う予定で「いろいろ確認する中で、実戦感覚を取り戻したい」。23日の広島との開幕戦(Eスタ)前最後の実戦では新加入選手との連係面も高めるつもりだ。

今年で清水一筋8年目。8月に30歳を迎える。9日には藤枝東高の同期で昨季までJ3北九州でプレーしたDF村松大輔(29)が現役引退を発表。清水でも計4年半プレーをともにした戦友の引退を受け「潔いところは彼らしい。年齢を考えれば自分も1年1年が勝負。悔いが残らないようにプレーしたい」と決意を新たにした。【神谷亮磨】