横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が4日、横浜市内でJ3のSC相模原との練習試合(45分×2本)に先発出場した。

1本目でカズは、年代別代表の17歳FW斉藤光毅と前線に入った。前半28分にはDF袴田裕太郎(22)のパスを受けシュートを放ったが、相手DFに当たりゴールはならなかった。1本目は0-0だった。2月26日に52歳の誕生日を迎え、この日が52歳での初実戦。45分間プレーし「チームとしても個人としてもイマイチでしたね」と振り返った。今年の実戦はキャンプでの45分が最長。この日も45分で「もう少しやりたい」と振り返った。

この日は相模原の代表で元日本代表の望月重良氏(45)も駆けつけた。カズはこのほど放送されたテレビ番組「消えた天才」で望月氏を「天才型の選手」として紹介し、サッカーファンの間で話題になった。2人が対面するのは昨秋の練習試合以来で、カズと望月氏が談笑する一幕もあった。望月氏はテレビの反響に「ありました。チームのことも知ってくれた人もいて。今週末開幕なので、いい形でスタートを切れれば」と話した。相模原は10日にホームでカターレ富山と開幕戦を迎える。