ガンバ大阪の日本代表GK東口順昭(32)が背水の陣で代表合宿に臨む。

国際親善試合キリンチャレンジ杯コロンビア戦(22日、日産ス)、ボリビア戦(26日、ノエスタ)の日本代表メンバーに選出された東口は「年齢的に、いつはじかれてもおかしくない。最後のつもりでやりたい」と、強い覚悟を示した。

アジア杯では負傷があったとはいえ、招集メンバー23人の中で唯一出場機会がなかった。今回の代表も「どういう立ち位置かまだ分からない」からこそ、練習から懸命にアピールする。その中で相手は南米勢。「個が強いと思う。1対1のところでモロにGKの能力、シュートストップ力がかかわってくる。アピールしがいがあると思う」。特長を最大限に生かし、守護神争いを勝ち抜く。

代表戦の前には重要なJ1リーグ戦がある。15日は大阪・吹田市内で川崎F戦(17日、アウェー)に向けて非公開練習。今季加入した川崎FのFWレアンドロ・ダミアンを警戒し「ゴール前の仕事はピカイチ。一発で決められる。キャンプで対戦した時はまだフィットしていなかったけど、迫力は感じたので、臆せずにやっていきたい」と力を込めた。