今季リーグ負けなし同士の1戦は、12年ロンドン五輪代表FW永井謙佑の今季初ゴールを守りきったFC東京に軍配が上がった。

決勝点は後半9分、FW永井から生まれた。左サイド中盤からからMF東慶悟主将のスルーパスに反応して抜け出すと、約40メートルをドリブルで一直線。飛び出したGKを冷静に見ながら、右足でゴール右へ丁寧に決めた。50メートル走5秒台のスピードは、ボールを持ってなおDFの寄せを許さなかった。

前節のホーム鳥栖戦の途中で右足を打撲し途中交代も、オフ明けからしっかり練習に参加して問題なく先発。攻守に欠かせない1人として存在感を示し、勝利の立役者になった。