オリベイラ監督“解任”について浦和レッズ中村GMは「4連敗、ホームで1勝1分け5敗という結果を重く受け止めた。内容もかなり悪く、練習を見ていても上積みがなかった」と説明した。

0-4で敗れた広島戦の直後は更迭を否定したが「リーグ優勝へ1試合でも早く切り替えた方がプラス」。立花社長に進言し、了承された。1度は現場から外した大槻氏に再登板要請したことには「ちゅうちょはなかった」と強調。海外プロジェクト責任者の後任には、立花社長が「会社と私の仕事」と話すにとどまった。

3季連続の監督途中交代には「クラブとして真摯(しんし)に受け止めないといけない」と同GM。連動して攻め倒すペトロビッチ流、堅守速攻のオリベイラ流と変わった中、クラブが目指すのは「勝つサッカー」と答えつつ「追求する中で我慢するのか切り替えるのかは、その時の判断」と今回も契約解除に至った。