横浜FCはFWイバ(34)の2得点の活躍でFC琉球に2-1で逆転勝ちし、前々節からの下平隆宏監督体制後、初となったホーム戦を白星で飾った。

前半をスコアレスで折り返した後半22分に先制点を許したが、33分に途中出場のMFレアンドロ・ドミンゲスのシュートをGKがはじいたところをイバが詰めて同点。36分にも左サイドからのクロスをFW草野が中央に折り返し、中にいたイバが頭でネットを揺らした。

横浜FCは下平体制初陣以来、2試合ぶりの白星。指揮官は「監督が代わって初のホームでの試合ということで、緊張感もありました」と振り返り「失点は痛かったが、選手は崩れずにやるべきゲームプランとプレーをひたすら続け、しっかり逆転できた。サポーターの応援も心強く、クラブ全体の勝利だと思う」と安堵(あんど)の表情をみせた。

下平監督就任後の3試合で5得点と好調のイバは「監督が信じてくれて、チャンスを待てるポジションに置いてくれている。サッカー選手は自信が大事。いい練習が積めているし、これからももっと得点がとれていけたらいい」と話した。

また、FWカズ(三浦知良、52)はベンチ入りせず、同じくメンバー外となった選手らと共にスタンドから試合を見守った。