大分トリニータが6試合ぶりに勝利した。ACL8強入りしている浦和レッズは連勝を逃した。ホームで負けられない大分は、序盤から堅守カウンターで押し込んだ。

だが浦和は、大分出身で古巣相手のGK西川周作(33)が好セーブ連発で貢献。前半は、互いに決定機を欠き0-0で折り返した。

だが後半に大分が先制した。同6分、チーム得点王のFW藤本憲明(29)がオフサイドギリギリの裏への飛び出しから左足で先制点を奪い、今季8点目。さらに同28分、MF小林成豪(25)のミドルシュートで加点だ。これを南米選手権から戻り3試合ぶりに先発復帰したDF岩田智輝(22)を軸にした堅守で逃げきった。