バルセロナからヴィッセル神戸に新加入の元ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(33)が、10日のアウェー大分トリニータ戦でデビューすることが濃厚となった。

9日の神戸市内での前日練習後、トルステン・フィンク監督(51)が「トーマスをメンバー入りさせたい」と明言。フェルマーレンも「ゲームができるコンディションにある。問題はない」と意気込んだ。

元バルサ4人目の男は、リーグワースト2位38失点を改善するキーマンとして期待される。フィンク監督も「彼のリーダーシップにも期待したい」。フェルマーレンは「これまでのことを分析する時間はなかったが、ボールを保持する時間を長くすれば守る時間も少なくなる。経験を生かしてチームを引っ張っていけたら」と力強く話した。