東京オリンピック(五輪)世代のJ1浦和レッズDF橋岡大樹(20)が、Jリーグと五輪の「ダブル延期」をポジティブ思考で乗り切る構えをみせた。

Jリーグ実行委員会で5月9日のJ1公式戦再開が基本合意された25日、さいたま市内で非公開練習を消化。新型コロナウイルス予防のため、ビデオ通信アプリを通じて報道陣の質問に応じた。

まず3月15日に続き、2度目のJ公式戦延期となったことを受け、橋岡は「本当にコロナウイルスの影響がここまですごくなるとは思っていなかった」と戸惑いの表情をみせたものの「Jリーグが2カ月ぐらい延期になりますが、ボクたちはモチベーションを保つこと、チームとして成長することが大事なので。みんなで1つになって頑張っていきたい」と前向き。再開後は連戦が予想されるが「問題はないかなと思っています。再開したら今までの延期してしまった期間を吹っ飛ばすぐらいの試合をしたい」と意気込みを示した。

20年の個人目標にも掲げていた東京五輪も延期が決まった。橋岡は「まあ気持ちは切り替えていますし、また1年ぐらい延期になるということでボクたちもこの期間を成長できるチャンスととらえています。(五輪まで)成長できる姿をみせられるという期間にしたい」とうなずいていた。