経営危機に陥っているサガン鳥栖は15日、全体練習を再開し、金明輝監督(39)は新型コロナウイルスの影響で1カ月半ぶりとなった再始動に感謝した。

選手全員が健康に問題なく元気に参加。鳥栖市内での約2時間の練習を終えた同監督は「働く場所はここなんで、全員が練習に参加し、楽しそうな顔を見られて良かった」と喜んだ。

練習前の円陣では「SNSの情報発信など感謝の気持ちを伝えた」という。また経営難に陥っていることについても触れ「雑音はどうでもいい」とし、現場の指揮に集中した。