清水エスパルスのMF竹内涼(29)とDF立田悠悟(21)の両主将が29日、新型コロナウイルスの影響で長期休校を強いられた地元の子どもたちを激励するため、静岡市立松野小を訪問した。感染予防の観点から屋外で距離を保ち、エールを送った。

松野小は先月11日から臨時休校となり、今月25日に再開。マイクを手にした竹内は「普段と違う生活が続き、不安も多いと思う。悩みを抱え込まず、友だちや先生に話してみて下さい」と呼び掛けた。

全校生徒52人を代表して、児童会長の石原匠馬(しょうま)君(6年)が「コロナウイルスに負けないように、頑張ります」とあいさつ。訪問を終えた立田は「これまでは直接会うこともできなかったので、前に進んだと感じる。プレーはもちろん、自分ができることをやっていきたい」と決意を新たにした。【古地真隆】