約4カ月ぶりにJリーグが戻ってくる。ウェブ上の臨時実行委員会が29日に行われ、新型コロナウイルスの影響で2月下旬から中断しているリーグ戦の再開日を発表した。

清水エスパルス所属のJ1は7月4日、ジュビロ磐田所属のJ2は来月27日。藤枝MYFCとアスルクラロ沼津が所属するJ3も、同日に開幕する。試合日程や対戦カードは、来月15日の発表を予定している。

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清水は2月23日の開幕FC東京戦(1●3)以来、132日ぶりのJ1再開を迎える。竹内涼主将は「より一層モチベーションが高まるし、逆算してスケジュールを立てられる」と歓迎。トップチームは今月18日から再始動し、複数のグループに分かれて時間差で練習を続けている。再開の見通しは立ったが、引き続き感染予防策を徹底していく。「まだ油断はできない。体調管理などを意識していきたい」と気を引き締めた。

▽清水の大熊清ゼネラルマネジャー(55) 再開日が決まり、目標が定まったことは良かった。初めは無観客での開催だが、エスパルスファミリーと一緒に戦いたい。これから監督を中心に、チームの戦術を作り上げてくれると思う。

▽沼津の今井雅隆監督(61) プロスポーツなので、準備期間が短い中でも、クラブとともに最善を尽くします。応援してくれる方々とともに全力で戦い、少しでも感動や勇気を分かち合えるように頑張ります。