“幸運の神”ビリケンさんがセレッソ大阪の開幕3連勝を後押しする。

C大阪は6日、ホームのヤンマースタジアムで行う8日の清水エスパルス戦に“大阪のシンボル”通天閣から幸運の象徴、ビリケンさんが来場すると発表した。

6月15日にC大阪からは森島寛晃社長(47)をはじめ、アンバサダーの藤本康太氏(33)、主将のMF清武弘嗣(30)、FW柿谷曜一朗(30)、GKキム・ジンヒョン(33)が通天閣を訪れ、エアータッチで幸運を授かり、必勝を誓っている。効果は抜群でJ1再開の4日、ガンバ大阪との大阪ダービーに勝利。開幕2連勝を飾った。

その勢いをかって、今回はヤンマーに降臨する。ビリケンさんの来場時は過去7戦無敗(5勝2分け)の実績を誇る。

ビリケンさんは「『コロナに負けない元気な大阪』をセレッソ大阪さんと一緒に発信してんねんけど、もっとなんかせなあかん! そうや! Jリーグ再開後のホームゲーム初戦は無観客やねんけど、森島社長にプレゼントしてもらったオリジナルフェースシールドをつけて、サポーター代表として特別にヤンマースタジアム長居へ応援しに行くから、サポーターのみんなも家からエア応援頼むでぇ。“無敗伝説”更新してセレッソ大阪の勝利は間違いなしやぁ!」とコメントも寄せた。

◆ビリケンさん 庶民の味方として古くから世界中で愛されてきた「幸運の神様」。公式ホームページによると1908年に米国の女性芸術家が「夢の中で見た神様」をモデルに制作した作品が起源とされているという。大阪には1911年(明44)に登場。ビリケンさんの足の裏をなでると御利益があると言われ、多くの観光客が訪れる。現在は新型コロナウイルスの感染防止策で「エアータッチ」となっている。