ヴィッセル神戸のドイツ人、トルステン・フィンク監督(52)は18日、2試合連続で欠場しているFW古橋亨梧(25)が近く復帰する見通しを語った。2日北海道コンサドーレ札幌戦の開始11分で、脚を痛めて途中交代。詳細は明かされていないが、本人は左内転筋を手で押さえていた。

古橋は既に練習には合流したといい、19日の柏レイソル戦(ノエスタ)へ、指揮官は「彼はいい状況でいるので、いつでも試合に出られる。現時点でメンバー入りかは決まっていない。試合はたくさんあるので、100%のタイミングで使いたい。うまく入れ替えるのが大事。柏戦も何人かのメンバー変更はある。バランスを考えて入れ替えたい」と、慎重に見極める姿勢を示した。

開幕から8試合4得点だった古橋が欠場した、直近の2試合は1分け1敗。好機はつくりながら、決定力不足が際立っている。ホームで現在2連敗中の神戸とすれば、柏戦で背番号11を復帰させる可能性はある。