ヴィッセル神戸のDF大崎玲央(29)が25日、神戸市内での練習後、オンラインで取材に応じた。前節23日の浦和レッズ戦は、今季11試合目の出場で初めて後半途中からの出番だった。不動のセンターバックながら最近は疲労を考慮されることもあるが、26日の首位川崎フロンターレ戦(ノエスタ)は2試合ぶりの先発復帰が確実だ。

「我々が球を持った時も、向こうはハイプレスをかけてくるが、勇気を持ってつないでいかないといけない。球を持っているのであれば、支配しないといけない」と大崎。「マイボールの時は簡単に蹴らず支配していければ。手ごわい相手なので、全員でハードワークをしてやっていければいい」と続けた。

川崎Fには昨季、公式戦で2勝1敗と勝ち越した。8月28日にはJ1リーグ戦で初得点も記録するなど、特別な苦手意識はない。

「川崎Fは前節、名古屋に負けて連勝は止まったが、そのことは気にしない」と先入観を排除し、まずは自分たちのスタイルを貫く。「1人1人が、目の前の相手に競り合いや対人で負けないようにしたい」。攻守の切り替えがスムーズになる4バックで臨むとみられ、その場合は大崎はDFダンクレー(28)と中央でコンビを組む。