J1第14節が9月5日に行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績


北海道コンサドーレ札幌 – サンフレッチェ広島

・札幌対広島の通算14試合では、札幌が5勝2分7敗と負け越している。札幌にとって広島は、9試合以上対戦したチームの中で、名古屋(46.7%)に次いで2番目に勝率の高い相手(35.7%)。

・札幌は広島戦直近8試合でわずか2勝(2分4敗)。この間、無失点に抑えたのはわずか1試合のみ(1試合平均1.5失点)。また、札幌が今カード通算14試合で無失点に抑えたのもわずか2試合のみ(1試合平均2失点)。

・札幌はホームでの広島戦通算7試合でわずか1敗(5勝1分)。札幌にとって広島は、5試合以上対戦したチームの中で、本拠地での勝率が最も高い相手(71.4%)。

・札幌は現在、2017年以降ではクラブワーストタイとなる6試合連続未勝利(2分4敗)。また、直近10試合でもわずか1勝しか挙げていない(5分4敗)。

・広島は現在4試合連続未勝利であり(2分2敗)、直近10試合でもわずか2勝(3分5敗)。今季は開幕から2連勝を記録していた。

・広島はアウェイでの直近4試合で3敗(1勝)。これ以前に敵地での12試合で記録した敗戦数と等しい(5勝4分3敗)。

・広島は今季、1試合平均のオープンプレーからのクロス数がリーグ最多(18.1本)。しかし、成功率は同クロス数がリーグで5番目に多い札幌が広島(24.4%)を上回っている(25.4%:1試合平均14.9本)。

・佐々木翔は今季、デュエルを65回以上記録したDF登録選手の中で、同勝率がリーグベスト(64.5%:69/107回)。デュエル勝利数は同ポジション選手の中でリーグ3位。


横浜F・マリノス – 川崎フロンターレ

・横浜FMは川崎戦直近8試合でわずか2勝(2分4敗)。この間、5試合で複数失点を喫している(1試合平均1.8失点)。

・横浜FMは現在、クラブ史上ベストとなる4試合連続3得点以上を記録(3勝1分)。しかし、このうちの2試合で3失点を喫している(1試合平均2失点)。

・横浜FMは神奈川のクラブとの対戦で現在5連勝中。この間、全ての試合で複数得点を挙げている(1試合平均3.2得点)。今節でも勝利を挙げると、同対戦ではクラブ史上最多となる6連勝を記録する。

・川崎はアウェイでの直近12試合でわずか1敗(9勝2分)。この間、10試合で複数得点を挙げている(1試合平均2.9得点)。

・川崎は前年度優勝チームとの対戦で現在の5連勝を含み、7試合連続無敗(5勝2分)。同チームが同対戦で敗北を喫したのは、2014年3月の広島戦が最後(1-2)。

・川崎は前節清水戦で、浦和が2015年シーズンの松本戦で記録して以来となるシュート35本を記録。今季の1試合平均シュート数は18.9本(264本/14試合)であり、2015年以降のJ1ではもっとも多い平均シュート数。

・横浜FMは今季、敵陣でのパス本数がリーグ最多(5,307本)であり、川崎は同パス本数がリーグで2番目に多い(5,286本)。同パスの成功率では川崎がリーグベスト(84.4%)、横浜FMはリーグ3位(82.5%)。

・レアンドロ・ダミアンは川崎が昨季の横浜FM戦で挙げた3得点をすべて決めている。同選手にとっては、清水と並び最も多く得点を挙げている相手(3点)。


清水エスパルス – 柏レイソル

・清水は柏戦直近4試合で3勝(1敗)。それ以前の今カード12試合では1勝しか挙げていなかった(3分8敗)。今節でも勝利を挙げると、2007年6月~2008年8月以来となる同カード3連勝を記録する。

・清水はホームでの柏戦直近8試合でわずか2勝(1分5敗)。この間、5試合で複数失点を喫している(1試合平均2.3失点)。

・清水は現在、クラブ史上ワーストタイとなる3試合連続3失点以上を喫しての3連敗中(計12失点)。それ以前の5試合では、4試合で1失点以下に抑えて無敗だった(2勝3分)。

・清水は昇格クラブとの直近10試合でわずか1敗(4勝5分)。しかし、この1敗は同クラブとの今季前回対戦で喫したもの(横浜FC戦:2-3)。

・柏は直近5試合でわずか1勝(2分2敗)。この1勝は第11節の神戸戦で挙げたもの(3-2)。それ以前には4連勝を記録していた。

・柏はアウェイ戦で現在5試合連続無敗(3勝2分)。今節でも敗れなければ、2017年シーズン(2017年4月~2017年6月)以来となる敵地での6試合連続無敗を記録する。

・清水は今季ヘディングによる得点がリーグ最多であり(7)、柏は同得点がリーグで2番目(6)。しかし、両チームはともにヘディングによる失点が今季リーグで2番目に多い(4)。

・河井陽介は清水が柏との前回対戦で挙げた3得点のすべてに直接関与した(1得点、2アシスト:2018年9月15日)。同選手にとって、1試合で複数得点に関与したのは2015年以降でこの試合のみ。


名古屋グランパス – 鹿島アントラーズ

・名古屋対鹿島の通算58試合では、名古屋が21勝3分34敗と負け越している。名古屋にとって鹿島は、これまで対戦したチームの中で最も多く敗戦を喫している相手。

・名古屋は鹿島戦直近9試合でわずか1勝(1分7敗)。また、今カードでは22試合連続で失点を喫している(1試合平均1.95失点)。これは、同一カードでの連続失点記録としてクラブワーストの記録。

・名古屋は現在、今季2度目となる3試合連続無失点を記録して無敗(2勝1分)。4試合連続クリーンシートを記録したのは2009年12月が最後。

・名古屋はホーム戦直近8試合でわずか2敗(4勝2分)。それ以前の本拠地9試合ではわずか1勝しか挙げられていなかった(2分6敗)。

・鹿島は現在2連勝を記録しており、直近8試合でもわずか1敗(4勝3分)。3連勝を記録したのは2019年7月が最後。

・鹿島はアウェイでの直近4試合で3勝(1敗)。敵地では、それ以前の7試合で1勝しか挙げられていなかった(2分4敗)。

・鹿島は今季空中戦回数がリーグ最多であり、同勝率もリーグベスト(55.8%:273/489)。対する名古屋は、空中戦勝率がリーグワースト2位(43.3%:161/372)。

・永戸勝也は今季、ラストパス本数がDF登録選手の中でリーグ最多(19)。また、オープンプレーからのクロス数は同ポジション選手の中でリーグ2位(51)。


ベガルタ仙台 – ガンバ大阪

・仙台対G大阪の通算22試合では、仙台が5勝6分11敗と負け越している。仙台にとってG大阪は、現在J1に所属するクラブの中で、鹿島(0.9得点)に次いで2番目に1試合平均得点が少ない相手(0.95得点)。

・仙台はG大阪戦直近12試合でわずか2勝(4分6敗)。この間、無失点に抑えたのはわずか1試合のみ(1試合平均1.7失点)。

・仙台は関西のクラブとのホーム戦直近9試合でわずか2勝(2分5敗)。しかし、今節勝利を挙げると、同対戦では2012年シーズン以来となる連勝を記録する。

・仙台は現在の3試合連続未勝利を含み(2分1敗)、直近10試合でもわずか1勝(4分5敗)。この間、7月8日以降の勝利数としてはリーグワーストタイ(湘南、鳥栖と並び)。

・G大阪も現在3試合連続白星なし(1分2敗)。この間の1試合平均失点数は2.3(7点/3試合)。これ以前に開幕から9試合での同平均数は1点(9/9)。

・G大阪はアウェイ戦で現在6試合連続無敗(4勝2分)。今節でも敗れなければ、敵地での連続無敗記録としてクラブ史上最多タイとなる(直近では2016年10月~2017年5月に記録)。

・仙台の今季、オウンゴールを除く総得点(12)は11人の選手によって記録されている。総得点に対する得点者比率はリーグで最も大きく(9.2:11人/12点)、マルチ得点をしているのはジャーメイン良だけ(2)。

・東口順昭は今季PA内から打たれたシュートのセーブ数がリーグ最多(30)。しかし、8月19日以降の、同エリア内からのシュートによる失点数はリーグワーストタイ(3試合で6失点)。


湘南ベルマーレ – ヴィッセル神戸

・湘南対神戸の通算16試合では、湘南が7勝5分4敗と勝ち越している。湘南にとって神戸は、現在J1に所属するクラブの中で、1試合平均獲得勝点が最も多い相手(1.63)。

・湘南はホームでの神戸戦通算8試合でわずか2敗(4勝2分)。この間、無得点に終わったのはわずか1試合のみ(1試合平均1.6得点)。

・湘南は現在、2019年11月以来となる6連敗中。この間、4試合で無得点に終わっている。7連敗を喫したのは、降格した2016年シーズンが最後(当時10連敗)。

・神戸は直近6試合でわずか1勝(3分2敗)。しかし、アウェイ戦では現在7試合連続無敗(4勝3分)。今節も敗れなければ、敵地ではクラブ史上初の8試合連続無敗となる。

・神戸は今季ファイナル・サードエリアでの被ファウル数がリーグ最多(45)。被ファウルに対する同エリアでの被ファウル比率はリーグ2位(27.3%:45/165)。

・湘南は直近10試合のうち、9試合で先発出場が全員日本人選手。今季スタメンに外国人選手を起用せずに臨んだ試合数がリーグ最多(9)。

・岡本拓也は今季出場全11試合でインターセプトを記録しており、同数はチーム最多の25回。昨季インターセプトを記録した試合数(9)を既に超えており、今季の1試合平均インターセプト数(2.3:25/回11試合)は、過去2シーズン合計の同平均数の約3倍(0.8:37/49)。

・神戸の直近6得点のうち、2点は交代出場選手が挙げている(浦和戦の山口蛍と、前節の古橋亨梧)。これ以前に記録した26ゴールで、途中出場選手による得点は0だった。


大分トリニータ – FC東京

・大分対FC東京の通算18試合では、大分が4勝4分10敗と負け越している。大分にとってFC東京は、現在J1に所属するクラブの中で、仙台(0.5得点)に次いで2番目に1試合平均得点が少ない相手(0.61得点)。

・大分は現在FC東京戦で6連敗中。今カードで最後に勝利を挙げたのは、2008年10月の対戦(1-0)。

・大分は直近10試合でわずか1勝(3分6敗)。この間、複数得点を挙げたのはわずか1試合のみ(1試合平均0.8得点)。

・大分はホームでの関東のクラブとの直近9試合で4勝1分4敗と互角。それ以前の同対戦では10試合連続未勝利だった(3分7敗)。

・FC東京は前節G大阪戦での勝利を含め、直近5試合で3勝を挙げている(1分1敗)。しかし、連勝を記録したのは今季第4節~5節が最後。

・FC東京は昇格クラブとの対戦で現在7試合連続無敗(5勝2分)。今節も敗れなければ、同対戦では2002年10月~2004年10月以降で最多の8試合連続無敗となる(当時9試合連続)。

・FC東京は今季、カウンター数及び同状況からの得点数がリーグ最多(3点/11回)。対する大分は、今季カウンターを記録していない唯一のクラブ。

・レアンドロは現在、鹿島に所属していた2017年8月~9月に記録して以来となる4試合連続で得点に直接関与(3得点、4アシスト)。また、同選手は複数得点に直接関与した試合数が今季リーグ最多タイ(4試合)。


サガン鳥栖 – 横浜FC

・鳥栖にとって今節は、8月8日の鹿島戦(0-2)以来となるリーグ戦。直近12試合ではわずか1勝しか挙げていない(5分6敗)。

・鳥栖は今季ホーム戦では未勝利(3分1敗)。この4試合では複数得点を挙げていないが、複数失点も喫していない(2得点、3失点)。

・鳥栖は神奈川県のクラブとの直近12試合でわずか2勝(5分5敗)。この間、8試合で無得点に終わっている(1試合平均0.6得点)。

・横浜FCは前節C大阪戦で4試合ぶりの敗戦を喫した(1-2)。また、直近9試合のうち8試合で複数失点を喫している(1試合平均2.3失点)。

・横浜FCは今季アウェイでの5試合で2勝(1分2敗)。前回J1に所属していた2007年にシーズンを通して敵地で挙げた勝利数を上回っている(1勝2分14敗)。

・横浜FCは現在、今季2度目の5試合連続で得点を記録(計10点)。今試合で得点を挙げると、同一シーズン内ではクラブベストの6試合連続得点となる。

・石井快征は鳥栖が記録している直近5得点のうち、4点に直接関与(2ゴール+2アシスト)。同選手は今季出場した4試合のうち、3試合で得点に直接関与している。

・松尾佑介は現在4試合連続で得点に直接関与している(4ゴール+1アシスト)。今季のチーム得点王及び、直接得点関与数はチーム最多(6:4ゴール+2アシスト)。


セレッソ大阪 – 浦和レッズ

・C大阪対浦和の通算38試合では、C大阪が17勝6分15敗と勝ち越している。C大阪にとって浦和は、清水(64)に次いで2番目に総獲得勝点が多い相手(57)。

・C大阪は浦和戦直近5試合でわずか1敗(3勝1分)。この間、勝利を挙げた試合すべてで複数得点を挙げている(1試合平均2得点)。

・C大阪は直近9試合でわずか1敗(5勝3分)。また、この間で複数失点を喫したのも敗れた第11節川崎戦(2-5)のみ。

・浦和は直近4試合で3勝(1敗)。それ以前の8試合で挙げた勝利数と等しい(3勝2分3敗)。

・浦和は関西のクラブとのアウェイ戦直近4試合で3勝(1敗)。それ以前の敵地での同対戦16試合で挙げた勝利数と等しい(3勝6分7敗)。

・浦和は今季、対戦クラブに作られた決定機の回数がリーグワースト2位(28回)。対するC大阪は、同状況での決定率が今季リーグベスト(63.6%:7点/11回)。

・浦和とC大阪は今季、クリア数が最も多い2クラブ(浦和:266回、C大阪:264回)。C大阪は総クリア数に対するヘディングでのクリアの割合が今季リーグで最も高い(58.3%:154/264回)。

・清武弘嗣は今季、直接関与した得点数がチーム最多(7点:3得点+4アシスト)。C大阪に復帰した2017年以降では、自身シーズン最多タイのアシスト数を記録(2017年と並び)。