J2ジュビロ磐田のフベロ監督(46)が成績不振を理由に解任されることが1日、分かった。今日2日にもクラブから発表される見込み。

昨季途中に就任したフベロ監督だが、今季も成績が振るわなかった。前節アウェー、レノファ山口FC戦で0-3の完敗。今季初の連敗を喫したチームは6戦勝ちなし(3分け3敗)と失速し、順位も今季最低となる12位に転落した。ここまで7勝9分け7敗。監督交代の「劇薬」は浮上のきっかけをつかむための決断だった。

後任は現在クラブの強化本部長を務めている鈴木政一氏(65)が最有力候補だ。現役時代にヤマハ発動機でプレーした鈴木氏は2000年から3シーズン磐田で監督を務め、リーグ優勝に導いた経験がある。その後も年代別日本代表やJ2アルビレックス新潟などの監督を歴任。今季から強化本部長に復帰し、フロントとしてチーム再建に携わっていた。

また、昨季まで強化部長を務めていた元日本代表の服部年宏氏(47)がコーチに就任する見込み。今季は残り19試合で、J1自動昇格圏の2位ギラヴァンツ北九州とは勝ち点15差。J1復帰は厳しい状況だが、新監督のもとで巻き返しを図る。