東京ヴェルディの下部組織出身で、ユース年代から各世代の日本代表に選ばれてきたDF馬場晴也(19)が、長崎戦でスタメンフル出場。Jリーグデビューを果たした。

試合は0-2の敗戦。1失点目は相手DF角田に体をぶつけられながらヘディングゴールを決められ、2失点目もチーム全体が一瞬動きを止めてしまい、シュートを決めた相手MF大竹に寄せ切れなかった。馬場は「自分の中では0点に近いようなパフォーマンス。失点の部分も2失点とも自分が絡んでしまった。悔しさが残った」と反省した。

ただ昨年10月に膝を故障し、ルーキーイヤーの今季がリハビリからのスタートだったことを考えると、Jのピッチに立ったこと自体が前向きなこと。「トレーナーの人やドクターがつきっきりでサポートしてくれて、家族も支えてくれたので。感謝、恩返しの気持ちを持ってプレーしました。改善しなきゃいけないことはたくさんある。明日からまた練習があるので、1日1日を大切にやっていきたい」と話した。