J2ジェフユナイテッド千葉は22日、下部組織出身で日本代表にも名を連ねたことがあるMF工藤浩平(36)の契約が満了し、退団すると発表した。

工藤はジェフユースから03年にトップチームに昇格し、10年までプレー。その後、京都、広島、松本を経て、18年から千葉に復帰していた。Jリーグ通算では463試合で42得点をマークした。

工藤はクラブを通じ、以下のコメントを出した。

「このたび、ジェフユナイテッド市原・千葉を離れる事になりました。

僕が大好きなジェフユナイテッド市原・千葉に関わる、ファン、サポーター、スポンサーの皆さまへのご報告が遅くなったこと、本当に申し訳なく思います。

僕は小学生の頃からジェフのユニフォームを着て育ちました。

ナビスコカップで優勝した時も、J2への降格が決まった時も、僕はそのピッチにいました。

しかし、そんな大好きなクラブを一度は離れました。

そんな自分に、もう1度、黄色のユニフォームを着てプレーするチャンスを与えてくれたことを、感謝しています。

戻ってくることはできましたが、J1昇格という最大の目標を達成できなかったことが心残りです。

本当に申し訳ありませんでした。

僕はこのクラブを離れますが、地元である、市原、千葉にあるこのクラブがJ1昇格を果たし、そしてフクアリへ老若男女、大人も子供もワクワクして笑顔で訪れ、地元の方々に愛されるクラブであり続けることを願っています。

最後になりますが、僕はやっぱりサッカーが大好きです。

僕を必要としてくれるチームをみつけ、まだまだボールを追いかけ続けたいと思います! 皆さん、ありがとうございました! また会いましょう!!」