2大会ぶり21度目出場の東福岡は、宮崎出身のFW日高駿佑(3年)が2得点で初戦突破に導いた。

前半35分、カウンターからのMF青木俊輔(3年)の左クロスをトラップ。「キーパーが前に出たので打った」とGKと1対1で技ありゴール。同ロスタイム2分、左クロスをポストプレーのトラップから反転して決め「日本一になるため、東福岡に入った。先輩が築いた伝統を引き継げるよう頑張りたい」と声を弾ませた。

昨年、福岡県大会7連覇を阻まれ全国高校選手権出場を逃し、その悔しさからはい上がってきた。今年はコロナ禍、高円宮杯U-18プレミアリーグや全国高校総体中止など貴重な経験の場が失われた。だが、伝統のサイド攻撃に磨きをかけ、福岡県大会で5試合21得点。抜群の攻撃力に加え、守備も1失点と攻守にバランスがとれていた。この日も攻守に安定していた。

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