名古屋グランパスDF中谷進之介(24)が完封勝利を飾った。

立ち上がりから北海道コンサドーレ札幌の勢いに押されながら、ピンチをしのいで無失点で終えた。中谷は「前半は向こうの勢いに耐えるところは耐えられた。欲をいえばボールを持ってコントロールする時間もほしかったが、結果としてはよかった」。

昨季、3位躍進の要因がリーグ最少失点の堅守。中谷は「最後の最後に体を張ることは昨季から継続できているかな」と話し、「0に抑え続ければ何かが起きる。0-0の状況を楽しめている自分がいる」と守りの“秘密”を明かした。【実藤健一】