横浜F・マリノスFW前田大然(23)が、2ゴールの活躍で勝利の立役者となった。直近3試合5得点と、月末に国際親善試合を予定している東京五輪世代U-24日本代表入りへ、好調をアピールした。

開始3分、FW仲川の右クロスに合わせて先制。同26分には、FWマルコス・ジュニオールのクロスをFW仲川が胸で落としたところを、ハーフボレーで仕留めた。

7日のサンフレッチェ広島戦で“プロ初”のマルチ弾を記録し、10日のアビスパ福岡戦ではダイビングヘッドを決めるなど、絶好調だ。

得点のみならず、スプリント数も広島戦で43回、福岡戦で42回と、リーグ1位、2位をマーク。この日の速報値では前半だけで31回と、脅威のスプリント数を記録した。

50メートル5秒8の俊足が持ち味。鋭いプレスで相手からボールを奪って、攻撃につなげるシーンも多い。労を惜しまない前線からの守備でも、チームに貢献している。