徳島ヴォルティスに新加入したブラジル人、DFカカ(21)が22日、チームに初合流した。新型コロナウイルスの影響による入国制限で3日に来日。2週間の待機期間を経て、待望の初練習になった。

ブラジルの名門クルゼイロから加入した187センチ、77キロの大型センターバック。25日に22歳の誕生日を迎える助っ人は「自分の特長はスピードを生かしたプレー。守備のプレスやマークが素晴らしい徳島でできるのはうれしい」と話した。

1月24日、クルゼイロでボランチとして出場した試合が最後だという。約3カ月も実戦から離れており「早く試合に出たい。今日の時点では体調は75%ぐらい。早く100%にしたい」と意気込んだ。

クルゼイロのユースに所属した17歳の時、初めて来日して広島での大会に出場したという。今回は2度目の来日で「クラブで提供された食事は栄養もあり、すごくおいしかった」と満足そう。チーム内にはDFジエゴ(25)らブラジル人も在籍しており、すぐに順応できそうだ。

ダニエル・ポヤトス監督(42)やMFクリスティアン・バトッキオ(29)らも既に合流しており、徳島の戦力はさらに充実してきた。