J1清水エスパルスは1-2でサンフレッチェ広島に敗れた。途中出場したFW指宿洋史(30)の加入後初ゴールも実らず、今大会初黒星を喫した。

後半3分までに2失点。劣勢に立たされた。状況を打開するべく、積極的な交代策に出た。同8分から新戦力のDFウィリアム・マテウス(31=ブラジル)が途中出場。清水デビューを飾った。反撃は同24分。スルーパスに反応した指宿がエリア内で右足を振り抜き、1点を返した。勢いづいた終盤は猛攻を仕掛けるも、再びネットを揺らすことはできずに、試合終了の笛が鳴った。今大会4試合で2得点。決定力に課題を残す試合が続いている。

敗れはしたが、依然として1次リーグD組2位につける。第5節は5月5日、ホームで仙台と対する(アイスタ、午後2時)。9年ぶりの決勝トーナメント進出へ連敗は許されない。【古地真隆】