J2東京ヴェルディが、新人FW佐藤凌我(22=明大)の2ゴールなどで群馬に快勝。4月10日山口戦以来、5試合ぶりの勝利を挙げた。

1点を追う前半42分。相手GKのミスキックを拾ったMF石浦からのパスを受けた佐藤凌は、ゴール前で落ち着いて右足シュートを決めた。1点リードの後半41分には、その石浦と2人で敵陣深くで相手選手を挟んでボールを奪い、佐藤凌がゴール右45度から思い切りの良い右足シュートを蹴り込んだ。

チーム2点目もジャイルトン・パライバの左クロスをゴール前の佐藤凌がうまくスルーし、反対側から走ってきたFW山下がシュートを決めたもの。これも佐藤凌の良さが出た得点だった。

これで佐藤凌は今季通算5得点。プロ初ゴールを含む2点を挙げた4月4日水戸戦、同10日山口戦、そしてこの日と同FWがゴールを決めた試合はすべて勝利している。

佐藤凌は「(勝てなかった直近の)4試合とも悪いサッカーをしているという感覚はなかった。それを継続してやれたことが今節の勝利につながったと思う」とチームの勝利を喜び、自身については「(最近は)自分の良さを出せている試合は少なかったので、この試合は結果にこだわって臨んだ。(1点目は)ごっつぁんゴールですけど、結果を出せたことで良いリズムに乗れたと思う」と喜んだ。

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