J1清水エスパルスは、今季公式戦ワーストの5失点で大敗した。前半2分、DF片山瑛一(29)の今季移籍後初ゴールで先制するも、相手の猛攻に屈した。それでも他会場でサンフレッチェ広島が敗れたため、清水は辛くもD組2位を確保。9年ぶりの1次リーグ突破を果たした。ホーム&アウェー方式のプレーオフステージ第1戦は6月2日、A組1位の鹿島アントラーズと対する(アイスタ、午後7時)。

 

▽ロティーナ監督 良い試合の入りだったが、その後は相手が明確に試合を支配した。クオリティーの高いパス回しをされ、高い位置で奪うことが難しくなってしまった。

▽DF片山瑛一 (先制点は)すごく良いボールが入ってきた。チームとして狙った形を出せなかった。うまくいかない時間帯を耐える必要があった。

▽MF金子翔太 90分通してマリノスが上回っていた。相手の攻撃の組み立てに対して、後手に回ってしまった。(1次リーグ突破を)前向きにとらえて、全てにおいて向上したい。