北海道コンサドーレ札幌は鳥栖戦(0△0)から一夜明けた27日、札幌・宮の沢で練習を行った。先発組はリカバリーで軽く体を動かした。

MF高嶺朋樹(23)は8試合連続先発出場中。中2日で迎えるアウェー柏戦(三協F)に向けて「最善の準備をして試合に臨みたい。やり合って勝ちたい」と気合を入れる。

今季初の連勝を目指した鳥栖戦はスコアレスドローだった。この日練習前に急きょ行われたミーティングでペトロビッチ監督(63)からは、自分たちのサッカーを続けていけば上位に浮上できると言い聞かせられ、鼓舞されたという。高嶺も「方向性は試合の中で見せられた」と手応えをつかんでいる。

私生活では3月から寮を出て1人暮らしを始めた。食事は寮で食べることが多く、料理はあまり挑戦していない。ただ最近届いたソファに寝っ転がり、周りを気にせず大好きなお風呂タイムを1人でゆっくり過ごし、充実している様子だ。そんなリラックス効果もあり、プレー面でも安定感を見せ、ボランチとして主力に定着している。

3週間のリーグ中断前ラストマッチへ「ここで勝てば上位に食らい付いていける順位。非常に重要な一戦」と見据えている。