セレッソ大阪のレビークルピ監督が29日、次節ベガルタ仙台戦(30日、アウェー)に向けた最終調整後に取材対応(オンライン)した。

26日鹿島アントラーズ戦で元日本代表FW大久保嘉人が左太もも痛から復帰。同監督は「試合に出ることでフィジカル(の状態)は上がっていく。試合に出るのは、ほぼほぼ間違いない」と語り、仙台戦でも起用する方針を示した。

チームは5月に入ってから2分け3敗と未勝利。同監督は「結果にかかわらず、攻撃的に決定機を多くつくるセレッソらしさを取り戻したい」と意気込んだ。仙台戦後は天皇杯、ACLをはさみ、リーグ戦は7月17日神戸まで中断となる。「明日の試合で一区切り。勝利で収めていい流れで次に進みたい」と語った。

5月は勝利から遠ざかっていることで、MF奥埜は「選手、監督、スタッフ、クラブすべてが苦しいときでも同じ方向を向くとこが一番大事」と強調した。ベテランのエースが戻り、6試合ぶり勝利で、勢いを取り戻す。【前山慎治】