ヴィッセル神戸は24日、高卒新人のMF桜井辰徳(18)とプロA契約を締結したと発表した。

16日の天皇杯2回戦(鈴鹿ポイントゲッターズ戦)で、A契約を結ぶ規定条件の出場時間に達し、C契約からの変更となった。

本人はクラブを通じて「A契約を締結することができ、大変うれしく思います。ただ、これは通過点です。日々のトレーニングでしっかり積み重ねて、もっと神戸のために活躍できるように頑張ります」とコメントした。

前橋育英から今季入団したばかりの桜井は、ボランチとしてルヴァン杯1次リーグ全6試合に先発。大胆なパスで攻撃を打開できる力があり、ポスト山口蛍として期待されている。

父親がプロ野球巨人原監督の大ファンで、名前が辰徳になったエピソードを持つ。次はJ1リーグ戦の初出場を目指す。