J1清水エスパルスDF片山瑛一(29)が、後半戦初戦の勝利を誓った。2日は荒天のため、静岡市内で室内練習。フィジカルトレーニングなどで汗を流し、4日の19位大分トリニータ戦(アイスタ、午後6時)に備えた。

リーグ戦は、前半19試合を終えて4勝7分け8敗。暫定14位につける。苦しんだ時期もあったが、直近2試合負けなし(1勝1分け)。好転の兆しを見いだしつつある。片山は「勝ち点をなかなか伸ばせなかったが、取り組んできたことを出せるようになってきた」と振り返る。今季は下位4チームが降格。早めに残留争いを抜け出し、上位に食らい付きたいところだ。いまだ得点力に課題を残すだけに「いかに試合の流れを引き寄せるか。勝負どころで結果を残すゲームを増やしていく」と力を込めた。

大分戦に向けて「ボールを組織的に動かしてくるチーム。その良さを出させないこと。結果に最もフォーカスして戦う」と意気込んだ。約5週間ぶりのホームリーグ戦。後半戦初戦を勝利で飾り、巻き返しの足掛かりとする。【古地真隆】