セレッソ大阪が広州(中国)に5発で大勝し、1次リーグ突破に王手をかけた。

前半33分にFW加藤陸次樹(むつき、23)が右足で先制点を挙げた。今大会2度目の先発で初ゴール。

後半8分にはMF松本泰志(22)が追加点を奪った。DF小池の左からの折り返しに、ゴール前に詰めた松本が左足を合わせた。松本はサンフレッチェ広島時代の19年にACLで初得点し、これが2年ぶり通算2点目。

その後はDFチアゴ(31)、さらに松本、加藤も再び加点し、相手を突き放した。

過去2度優勝の強豪広州は、今大会はユース選手ら若手中心の事実上の3軍で参戦し、これで5戦全敗となった。

C大阪は通算4勝1分けの勝ち点13で首位を守った。2位は3勝1敗で同9の傑志(香港)。C大阪の最終戦は9日に傑志と行うが、6日の傑志-ポート(タイ)の試合で傑志が敗れれば、その時点でC大阪が1試合を残して首位通過が決定する。

今大会が3年ぶり4度目の出場となったC大阪は、初出場した11年に過去最高のベスト8、14年に決勝トーナメント1回戦(ベスト16)進出、18年に1次リーグ敗退となっている。