再びコロナ禍に見舞われたガンバ大阪は17日、アビスパ福岡と敵地でJ1リーグ再開戦に挑む。

ウズベキスタンで集中開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグから帰国後、選手2人、スタッフ2人に新型コロナウイルスの陽性判定が出たことを15日に発表。3月のクラスター発生(選手6人、スタッフ2人)に続く複数の感染で、現在19位のJ2降格圏にいるチームとしては、より厳しい状況に追い込まれている。

松波正信監督(46)は16日、福岡への移動前にオンラインで取材対応した。

再び感染者が出たことに「特に(動揺は)ないです」と話す一方で、「(ACLから帰国後、試合への)準備期間もさらになくなり、いろんな状況ではあるが、試合が迫る中で1人1人がやらないといけない。チーム全体で結束してやっていかないといけない。(日程も)超ハードなので、1人1人が100%を出さないと(困難を)超えていけない」と話した。

G大阪にとっては3月に新型コロナの影響で試合が中止・延期された分が、今夏の東京オリンピック(五輪)期間中にも行われ、厳しい日程になっている。