横浜F・マリノスは、FW前田大然のハットトリックなどで大分トリニータに勝利した。

12日の名古屋グランパス戦で移籍後初先発初ゴールを決めたFW杉本健勇は、ベンチ外だった。

マスカット監督は「10日間で4試合というのもあるが、彼も(前所属の浦和で)この数カ月(実戦から)遠ざかっていたと聞いている。マリノスに来て、チームをどう理解するかも大事。これからシーズンも長いし、けっこうな練習をしてきたので、1回レスト(休息)というのもある」と説明した。

試合は序盤こそ大分の策にはまりかけたが、徐々に流れを取り戻して快勝した。指揮官は「前半はなかなかボールが落ち着かず、思ったスピードも出ず、難しい展開があった。後半は楽しいサッカーを見せられた。10日の4試合で12得点、選手は難しい時期を頑張ってくれた」とねぎらった。