鹿島アントラーズに0-2で敗れた2位横浜F・マリノスは、川崎フロンターレとの勝ち点差が再び4に開いた。リーグ戦では14試合ぶりの敗戦で、19試合ぶりに無得点に終わった。支配率では上回ったが決定機を作れず、鹿島には3本のシュートで2得点を許した。リーグ戦初黒星となったマスカット監督は「ボールを握っても何もできなかった。残念な結果」と不満げだった。

リーグ戦で最後に敗れたのも、ホームで最後に敗れたのも鹿島だった。苦手を克服できず、FW仲川は「失点してブロックを作られてしまった。鹿島に先制されるとなかなか難しい」と悔やんだ。前半途中にDF畠中が左もも裏を負傷して交代するアクシデントもあり、指揮官は「長くかかってしまいそうな感じに見える」と肩を落とした。