横浜F・マリノスは北海道コンサドーレ札幌に逆転勝ちして、優勝に望みをつないだ。

前半24分、札幌は左CKを獲得。キッカーのMF金子拓郎(24)がペナルティーエリア手前のFW管大輝(23)に預けると、管はエリア内に持ち出して、左足で強烈なシュートを突き刺した。

後半、横浜は途中出場のMF天野純(30)、FW杉本健勇(28)、エウベル(29)らが流れを変えた。39分、エウベルの左クロスに杉本が頭で合わせて同点に。続く43分には、エリア内で粘ってキープした天野がスペースに浮き球でパスを送ると、スルリと裏に抜けた東京五輪代表FW前田大然(23)が右足で決勝点を決めた。得点ランキング首位の前田は、今季18点目。

ラスト10分で横浜が意地を見せ、札幌を退けた。