新潟レディースはマイナビ仙台に0-3で完敗。ホームのサポーターの前で今季2勝目はならなかった。前半25分に先制を許すと後半19分、同36分に追加点を許した。終盤は細かいパス回しからDF北川ひかる(24)、FW道上彩花(27)が決定機を迎えたが、シュートがポストに嫌われるなど運にも見放された。この日キャプテンマークを巻いた道上は「結果は重く受け止めるが、下を向くことなく、今日出た課題をしっかり改善していきたい」と前を向いた。

新潟は今季5試合目で初の無得点。村松大介監督(44)はビルドアップに手応えをつかみながらも「最後の部分で一瞬の隙を突く力、コースを狙うといった部分が課題。簡単ではないが全員で突きつめていきたい」と話した。次節は31日、アウェーで日テレ東京Vと対戦する。指揮官は「クオリティーが高い相手だが、チャレンジして勝利を目指す」と巻き返しを誓った。