12位セレッソ大阪が、2位横浜Fマリノスに競り勝った。

先制点となったMF乾貴士(33)の今夏復帰後の初ゴールが注目されたが、前半21分の追加点は鮮やかな9秒の速攻ゴールだった。

味方からバックパスを受けたGKキム・ジンヒョン(34)のキックから、MF藤田直之(34)、FW松田力(30)を経由し、最後に右足で決めたFW加藤陸次樹(24)まで、わずか9秒のゴール。

6割ほど横浜にボールを支配されたが、縦に速い攻撃を意識したC大阪が、ムダのない攻撃で2点目を奪った。結果的にこのゴールが勝敗に大きく影響した。

乾は「チームの雰囲気もよくて、みんな戦い方もはっきりさせられている。自分自身もどんどんコンディションが上がっている。今日の勝利は、みんなで勝ち取った勝ち点3だと思う」と振り返った。