横浜FC早川知伸監督(44)が、辞意を固めていることが、20日までに分かった。

「残れなかったら辞める」と周囲に話していた。チームはホームでヴィッセル神戸に敗れ、3年ぶりのJ2降格が決定。同監督は残留に導けなかったことに、強い責任を感じているという。一方で後任の監督人事は、難航中。クラブは慰留も含め、幅広く検討していく

早川監督は、4月8日にユース監督から昇格。成績不振で解任された下平隆宏監督(49)の後を継いだ。時には涙を見せるなど熱血指揮官として奮闘してきたが、奇跡の残留は果たせなかった。試合後は「残念で仕方ありません」と話すにとどめた。