異色のルーキーが来季、開幕スタメンを目指す。

徳島ヴォルティスへの来季加入が内定したFWオリオラ・サンデー(18)が25日、在籍する京都・福知山成美高で入団会見に臨んだ。ナイジェリアからの留学生として同校に入学。目標を問われると片言の日本語で「スタメンになりたいデス!」と強気に話した。

スピードと得点力が持ち味のサイドアタッカー。憧れはアーセナルのフランス代表FWラカゼトで、将来的には欧州でもプレーも「あります」と意識している。身長178センチ、体重68キロ。高校では中盤もこなす万能選手だ。徳島の担当者は「3年間、日本の文化を学んで適応している。ポテンシャルも高い」と評価する。

英語と日本語でコミュニケーションをとるサンデーは「日本に来てすぐ(道路標識の)『止まる』が分からなかった。市民の人が教えてくれて、正しい方向にガイドしてくれた。感謝しています。徳島に行っても、ぜひ応援して欲しいです」と話した。

現在、徳島はJ2降格圏の17位。残り2戦で残留圏の16位清水と勝ち点3差につけている。