Jリーグアウォーズ（年間表彰式）が6日、都内で行われ、J1王者川崎FのFWレアンドロ・ダミアン（32）が最優秀選手賞（MVP）を受賞した。ベストイレブンには7人が選出されて、昨季の9人に続いて、史上初めて2年連続同一クラブから過半数が選ばれた。
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一強時代の到来だ。川崎Fが2年連続でベストイレブンに過半数を送り込み、直近6年で4人のMVPを輩出した。昨季からMF守田、田中、三笘と日本代表選手が抜けても、MF脇坂、FW旗手ら、新しい戦力が育ち、歴代最少のシーズン2敗でリーグ優勝を飾った。主将DF谷口は「今年も多くの選手が選ばれて誇らしい。自分たちはJリーグを引っ張っていく存在になろうと意識している」と胸を張った。
最優秀選手賞を受賞したFWレアンドロ・ダミアンは、意外にも初のベストイレブン受賞。「移動も隔離も多いシーズンだったけど、それがより団結力を生んだ。団結力をもって優勝でき、得点王になれた」と、2度の海外遠征を乗り切った1年を総括した。リーグ最少失点に抑えた守備陣からは、DFジェジエウ、谷口、山根が2年連続で名を連ねた。
【順位表】Ｊ１＞
▼ベストイレブン
GKランゲラック（名古屋）
DFジェジエウ、谷口彰悟、山根視来（以上川崎F）
MF家長昭博、脇坂泰斗（以上川崎F）、稲垣祥（名古屋）、アンドレス・イニエスタ（神戸）
FWレアンドロ・ダミアン、旗手怜央（以上川崎F）、前田大然（横浜）
