磐田西は4-0で浜松学芸に快勝し、2年連続で県大会出場を決めた。FW杉本錬矢(れんや、2年)が3得点。8日の浜松商戦でも4得点を挙げた絶対的エースは、2戦7得点と大暴れした。

電光石火の1発だった。開始早々のチャンスを仕留めた。前半が始まって35秒。右クロスをヘディングで合わせて、先制点。「いいボールが来たので当てるだけだった」。幸先よくゴールを奪うと、同12分には利き足の左足ボレーで追加点。33分には右サイドを突破し、左足ミドルで自身3点目を奪った。「3点目はイメージ通り。今日もFWとしての仕事を果たせた」と白い歯を見せた。

今大会は、予選リーグを含めた5試合でチーム最多の9得点。先を見据え「まだチームとして1度も県大会で勝っていないので、初勝利することが目標。結果にこだわってチームを引っ張りたい」と力を込めた。【神谷亮磨】