J1のヴィッセル神戸は16日、神戸市内のホテルで新加入選手の発表会見を開き、浦和レッズから加入した元日本代表DF槙野智章(34)がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇への強い思いを語った。

5月で35歳になる槙野は、冒頭のあいさつで「35歳になる僕を迎え入れてくれたクラブに感謝したい。素晴らしい(クラブの)プロジェクトがあり、タイトル、優勝という栄冠を勝ち取りたい。日々のトレーニングから槙野らしさ全開でやっていく」と語った。

目標の優勝を飾った際には「ぜひ(神戸)市役所の前、フラワーロードをパレードしたい」という構想をぶちまけた。

“槙野節”は止まらず「クラブとして可能性しかない」「攻撃の部分で得点を取れるDFを見せたい」などと語った。

さらにイニエスタとの共演について、槙野は「子供の頃、ゲームで使っていた偉大な選手。同じチームでプレーするのはうれしいし、学べることがたくさんある。今後、一緒に大きな仕掛けを、毎試合満員のスタジアムを作れるよう、エンターテインメントをしたい」と話した。