ヴィッセル神戸の新監督に、セレッソ大阪や清水エスパルスなどで指揮したスペイン人、ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏(64)の就任が内定したことが6日、分かった。コーチとして同国のイバン・パランコ氏(42)も入閣し、一両日中に正式発表される。

開幕から9戦未勝利となった神戸は、三浦前監督が契約解除となり、リュイス監督が暫定で指揮している。強固な守備構築に定評のあるロティーナ氏は近く来日し、健康面に問題なければ10日のC大阪戦(ノエスタ)、遅くとも16日が初戦のACL1次リーグから指揮を執る。

◆ミゲル・アンヘル・ロティーナ 1957年6月18日、スペイン生まれ。DFとして母国クラブでプレーし、33歳で指導者へ。母国のエスパニョール、ビリャレアルなどで監督に就任し、17、18年はJ2東京V、19、20年はC大阪、21年11月まで清水で指揮。