東京ヴェルディとジェフユナイテッド千葉の「オリジナル10」同士の対決は1-1のドローに終わった。

東京VのOBで今季から千葉でプレーする高木俊幸が今季初ゴールとなる先制点をマークした。

後半7分、FW桜川にくさびのパスが入ると、高木は桜川に食い付いた相手DF陣の裏へ飛び出した。すると桜川はうまくダイレクトでパスを出し、これを受けた高木がドリブルから右足シュートを決めた。

千葉は最後は1-1と追いつかれ、勝利はならなかったが、高木のゴールで最低限の勝ち点1はもぎ取った。

高木は試合後「チームとして狙ってた形が出せたゴールだった。裏に抜け出す自分の強みを味方が生かしてくれた形。本当に良いボールを桜川選手がくれた」「(今季ここまで)チャンスがありながらも決定的なところを外していたので、シュートを打つ前も嫌な緊張感があった。でも思い切って振り抜くことができた。ファーストタッチが良いところに入ったので、スピードを落とさずにそのままゴールに向かえた」

「過去に1度、僕が清水にいたときにも(古巣東京Vと)対戦した記憶があるけど(その時は無得点だった)。久々に味の素スタジアムでヴェルディが相手という中で、今季初ゴールというのは自分にとってのメモリアル。良いゴールになった」などと話した。