鹿島アントラーズがJ1リーグ戦通算1000試合目の節目でセレッソ大阪に3-0で快勝し、勝ち点を22に伸ばして首位に立った。今節で全チームが10試合を消化。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に参戦している川崎フロンターレ(勝ち点20)を抜いた。

改修された国立競技場で初のJ1リーグ戦となったFC東京-ガンバ大阪戦は、東京が2-0で快勝した。FWアダイウトンが前半38分に先制し、後半20分に途中出場のMFレアンドロが加点した。入場者数は今季最多の4万3125人。J1で入場者数が4万人を超えたのは19年12月7日の最終節、横浜-東京戦(日産スタジアム=6万3854人)、浦和-G大阪戦(埼玉スタジアム=4万7188人)以来となった。

サガン鳥栖は4-1で柏レイソルに大勝し、アウェーでは今季初勝利。勝ち点を15とした。敗れた柏は3連敗で同16のまま。コンサドーレ札幌は1-0で湘南ベルマーレに競り勝ち、今季ホーム初勝利。アビスパ福岡は京都サンガを1-0で破り、5試合ぶり今季2勝目を挙げた。

清水エスパルス-サンフレッチェ広島は2-2で引き分け。2度のリードを守りきれなかった清水は8戦勝ちなし、追い付いた広島は5戦負けなし。