ガンバ大阪が4月2日の名古屋グランパス戦以来、6試合ぶりの勝利を飾った。3戦連続ノーゴールが続き、得点力不足が課題だったものの、退場者を出したヴィッセル神戸に対し、後半はDFクォン・ギョンウォン(30)らの2得点で快勝した。

試合後の片野坂知宏監督(51)との主な一問一答は次の通り。

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-試合を総括すると

片野坂監督 ホームで今日、ゴールデンウイーク最終日、そして母の日。パナスタに約2万7000人がお越しいただき、何とか勝利をプレゼントすることができて、うれしく思う。

-6試合ぶりの勝利

片野坂監督 結果から言えば、我々は2-0で勝つことができた。前半、神戸菊池選手の退場ということがあり、数的有利になったことでボールを持つことはできた。セットプレーから(クォン・ギョンウォンが先制点)、交代で入ったウェリントン・シウバもチームを助けるプレー(2点目のゴール)をしてくれた。選手が最後まで勝利のために力を出してくれて、勝ち点3を取れたことが本当によかった。選手を誇りに思う。

-4試合ぶりのゴールとなった先制点の瞬間は

片野坂監督 混戦になって、もしかしたら、またVARが入って、得点を取り消されるのかなというような、本当に大丈夫かなという不安もあった。やはりウェリントン・シウバの2点目が大きかった。チームを助ける得点だった。あの時は本当に素直に喜んだ。

-後半途中で退いた中村はいいプレーをしていた

片野坂監督 神戸が小林選手を入れて、3バック気味の5-3-1システムでやっていて、個の打開はちょっと必要かなというところと、中村もスタートから出て非常にアグレッシブにトライしてくれていたが、疲労が見えたところで、山見を右にして、左に藤春とウェリントンを入れて2人の関係の中で押し込む(というプラン)。ウェリントンの得意なフィニッシュに期待した。