鹿島アントラーズが今季最多の4得点で北海道コンサドーレ札幌に快勝し首位をキープした。先陣を切ったのはエースFW上田綺世(23)。前半6分、MFピトゥカの縦パスに抜け出し右足で流し込み、得点ランク1位に並ぶ8得点目。勢いに乗ったチームは、前半に鈴木が2得点。後半も追加点を奪い、完勝した。

前節サンフレッチェ広島戦は0-3で完敗した。今週は基本に立ち返り攻撃の組み立て、連動したプレスの練習を積んだ。立ち上がりからハイプレスがはまり相手を圧倒。上田は「修正力は今年の武器。若い分、いろんなことにトライしてタフに戦いたい」と話した。

15日は「Jリーグの日」。93年5月、カシマスタジアムでのJリーグ開幕節で鮮烈ハットトリックを決めたクラブアドバイザーのジーコ氏も視察していた。発足時に加盟した10クラブのオリジナル10で横浜とともにJ2降格のない名門鹿島。Jリーグ30年目の節目のシーズンに伝統の勝負強さをピッチで表現している。

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