浦和レッズがJ1タイ記録の7戦連続ドローとなった。昨季から3月6日札幌戦にかけてアビスパ福岡がつくった記録に並んだ。

リカルド・ロドリゲス監督(48)は「負けてもいないが、勝ってもいないという現実をしっかり受け止める。チームとして戦うことは出来ているので、これを継続していきたい」と前を向いた。

試合開始早々、前半6分に鹿島MFカイキに先制を許した。「前半は入りのところで苦しんでしまった。あってはならない簡単な失点を許してしまった」。前半終了間際の44分にMF明本の蹴ったボールが相手DFの腕に当たってPKをゲット。これをDFショルツが冷静に左隅に決めて同点に追い付いた。

後半は両チームとも決定機を幾度とつくったが、堅い守備を互いに崩すことが出来ず。浦和は終了間際まで猛攻を仕掛けたが、クロスバーにはじかれるなど惜しい場面もあった。

「もしかしたら勝てたかもしれない試合が続いて、チャンスがあって、決めきれないというのが続いている」。勝利まであと1歩。次戦25日アウェーのセレッソ大阪戦で、今度こそゴールまでボールをつなぎたい。