ABCラジオ「播戸竜二のバン!バン!バン!」が16日、午後0時半から1時間の特別番組として生放送された。元サッカー日本代表FWの播戸竜二氏(42)がパーソナリティーを務め、毎週土曜日に通常は30分間放送されている。

この日は「大阪ダービースペシャル」と題し、同日午後7時キックオフのJ1リーグ第22節、ガンバ大阪-セレッソ大阪(パナスタ)の一戦を盛り上げた。

永遠の宿敵関係にあるG大阪、C大阪の両クラブに所属経験のある播戸氏は、1つの節目となる2005年の出来事を紹介した。

同年のJ1リーグ最終節はC大阪が首位で迎え、初優勝を目前にしながら、土壇場の失点でFC東京と2-2で引き分けて5位に大きく後退。一方の2位だったG大阪は、4-2で川崎フロンターレに大勝して、逆転で初優勝を飾っていた。

播戸氏は「G大阪の方が2005年に優勝しているじゃないですか。C大阪は、G大阪に負けられない、という気持ちが(その時の経験で)より強い感じがします」などと話した。

番組の最後に、出演者がこの夜の大阪ダービーの結果を大胆予想。今回は公式戦通算58度目の対戦となり、G大阪が27勝11分け19敗で大きくリード。ただ、最近10試合はC大阪が6勝3分け1敗と、完全に主導権を握っている。

◆播戸氏「G大阪がホームですが、1-2で今の調子も含めて、いろんなことを見たらC大阪が勝つんじゃないかと。G大阪の(先制)ゴールは鈴木武蔵選手、C大阪は加藤陸次樹選手が同点ゴール、決勝ゴールは上門知樹選手が取って、C大阪が勝つんじゃないかと思います」

◆主にG大阪で活躍したOBの加地亮氏(42=G大阪特命広報大使)「2-1でG大阪が勝ちます。先制点はC大阪奥埜博亮選手が取ります(笑い)。G大阪はダワン選手がミドルシュート(で同点)、最後はクロスからロスタイムにパトリック選手が決めて劇的勝利です」

◆C大阪OBの酒本憲幸氏(37=C大阪アンバサダー)「2-0でC大阪の勝ちです。(G大阪は最近)得点を取れてないので。C大阪の粘り強い守備が今季すごい、いい味を出している。得点は奥埜選手と、今ちょっと覚醒している舩木翔選手です」